”うっとうしさ”梅雨入りと・・・

幕末から明治初年に活躍していた戯作家・成島柳北
柳橋新誌」の船宿の女将についての記述を、銀行員に紹介してみた、というメールをいただきました。

客至る。女将軍(フナヤドノオカミ)趨(ハシ)って之を邀(ムカ)ふ。
口巧みに眼(マナコ) 捷(ハヤ)し。
直ちに、其の貧富(アルナイ)と慧愚(リコウバカ)とを
看取(ミテトル)し了る。
(中略)
慧なれば則ち欺き難し。
貧なれば則ち利少なし。
至愚(オオバカ)にして、鉅富(オオガネモチ)なる、
是れ、真に奇貨(ヨロシキモノ)なり。

こけこそ、「営業マンの必須条件」だネっていうと、頷いていた。