大地震予知出来たとて

節電で街中が暗く、パトロールが強化されています。
桜も咲いて、例年なら目黒川が一番、賑わうはずのこの季節も
祭りが中止され、ボンボリの電気料が義捐金として被災地に
届けられるそうです。
飲食店もヒマだそうです。


奥村晃作の短歌から、
[大地震予知出来たとてその日その時全員どこにおれと言うのか]

[結局は傘は傘にて傘以上の傘はいまだに発明されず]

[一晩中かかって空を渡りたる大き白き月西の空に見ゆ]

[居ても居なくてもいい人間は居なくてはならないのだと一喝したり]