伝統工芸を現代アートする

国立近代美術館。
『現代の座標 -工芸をめぐる11の思考』

八木明氏の青白磁現代アート性に見入り、

楽吉衛門の焼締花入、焼貫茶入の強い現代アート性、

小田橋昌代さんの
ガラスと、鋳造、エナメル着彩の人形も優れたア−ト


現代の造形として革新に意欲を示す作家らが活躍しています。
現代人の感性によって、工芸の伝統のみならず作品の構造や装飾性、
物質性といった特質を再認識し、個別の意識を明快にして独自の表現を
見出すべく努めてきた方々の展覧でした。

<伝統工芸展>にはない、
思考アート性に、認識を一新しました。

〜日本工芸に清新な造形手法を提示するとともに、新たな座標を構築するものと
して広く国際的標準の評価を受けています。
本展では、そうした、現代の日本工芸をリードしてきた作家らと今日もっとも
独創的に制作活動を繰り広げている気鋭の作家らとをあわせ、特に国際的にも注
目される11人を取り上げます。各々の造形思考を明快にして個性的な創作とした
作品約90点で構成し、現代の工芸を検証しつつ工芸の将来を展望します。〜



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