時代の流れの中で

相撲の世界では、昭和40年代まで、
「びんつけ油」を落とす洗浄剤として、
「粘土の粉」を使っていたそうです。
昔のお相撲さんは髷が立派でしたよね。
風呂場で、二人の弟子のうち一人が粘土の粉を、もう一人が水をたらしながら兄弟子の髪を洗い流すのが習慣だったそうです。
日本髪を洗うのにも使われていました。
しかし、、そのころから、強力な洗浄力と宣伝力を使った
「合成の界面活性剤シャンプー」が全国的に発売されたため、
そうした商品は途絶えてしまったのだそうです。