六本木の変遷
東京オリンピックが、東京を変えたように
「六本木」も、戦前の軍隊街だった雰囲気は、ごく「地味」なものであった。
「東京ミッドタウン」は歩兵一聯隊跡で、戦後米軍施設。
「国立新美術館」は歩兵三聯隊跡で、
戦後、すべてが米軍施設となったため、
おもて通りには、横文字の看板が建ち並び、
それまでの雰囲気とは、正反対もものとなった。
進駐軍によって現在の雰囲気に変わってしまった。
「東京ミットタウン」は「赤坂九丁目」、
「国立新美術館」は「龍土町」、
「墓地下」「霞町」「笄町」「病院下」と、
ここは市電専用路で、東京オリンピックから「地中海通り」と呼ばれ、
その後「西麻布」に統一された。
ガガが行ったという「しゃぶしゃぶ屋」は、
「三河台」と「飯倉片町」の間で、六本木じゃない。
と、メールをいただきました。
ここにも日本人特有の「ブランド志向」が……。