『真面目』な斜陽

宋 文洲氏のメル・マガから

「・・・  ・・・  
日本企業によくみられる普通の老害でした。
むしろオリンパスの経営は多くの大手企業の中でまだマシな方です。
それが業績にも株価にも如実に現われていました。

以下は大手企業だけではありません。

「日本の大手企業では、率直で業績をあげて人気もある取締役は社長になれませ
ん。男のやきもちは恐ろしいもので、在任中の社長よりも人気があってはなり
ません。だから後任社長はロシア人形マトリョーシカのように必ずそっくりの
人が出てきますが、矮小化していくのみです。


今となって隠ぺいを主導してきた元社長をワンマンだのサラリーマン根性だの
批判するのは容易いことです。しかし、強引にCEO椅子にへばり付いても、菊
川さんにはとてもワンマンの力がありません。彼の根性は80歳過ぎても会社に
行く多くの「真面目な」経営者達の共通の根性です。」


真面目にやるのは当たり前、
その先を考えたり、視野が狭かっため、理容業界も斜陽なのでは?