夏の美術散歩②

新国立美術館へ。
2・26事件の弾痕後の残る資料館の先には、
チェイニー・アメリカ副大統領が降りたという米軍のヘリポートもあり、
往く夏、秋気配の薄い雲の夕空の下、ヒグラシの鳴き声を聞きつつ、
生々しい時の流れもある、『日展100年展』。
メンテとランニングコストのかかりそうな、建築に、
エコとか環境とか、二酸化炭素削減目標だとかは、どこにあるのだろうと思う。
公共建築は、率先して、環境目標をかかげて推進すべきではないかしら?